市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

一ノ宮海岸再訪、改めて土木構造物による醜悪な景観に驚く
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    先月12月22日、千葉市の子ども医療費の通院費助成対象を「就学前」→「小3」まで引き上げるために県の市への補助率(現状1/6)のアップを求める知事宛の要望書を提出したことは、12月23日のブログでお伝えしました。

    今朝28日の「毎日新聞」は、森田知事が27日の記者会見で補助率を4分の1に引き上げる(交付金が1億3100万円増)方向で検討していることを明らかにしたことから、千葉市も通院費助成を「小3」まで拡大する公算が高くなったことを報じています。

    財源をめぐっては公共事業の見直しや財政自治の視点など多々意見はありますが、そうした責任のない子どもにそのツケをまわしてはならないのは当然です。

    そもそも財源は市民からの「納税」によってまかなわれ、その使途を決める権限は市民の「信託」に基づくものです。しかし、「権限・財源」が市民からの信託に基づくものであるという根本などおかまいなしに「公金」を「官金」として中央官僚、地方官僚、そして議会の使命などおかまいなしの「与党」政治屋たちが「自由裁量」で消費してきました。
    本来、彼らこそが一連の「補助率」問題の責任を問われるべきです。
    (*参考文献:「市民・自治体・政治」松下圭一著、公人の友社)

    さて、今週は2月1日の県都市計画審議会、10日からの2月県議会に備えて、担当部局からヒアリングや現地視察を行ないました。いつものことですが、もうすぐ議会がはじまるというのに、なぜか?!議会棟の各会派控え室は一部を除き閑散としています。

    1月25日は、一宮海岸のヘッドランド工事の現況を視察し、九十九里自然誌博物館館長の秋山章男さんから、1994年以降のアカウミガメの上陸・産卵状況、及び土木工事により産卵が妨害されている状況についてお話を伺いました。
    砕石を積み重ねて鉄線で囲った仮設仕様の防波堤(“ジャカゴ”と呼ばれている)が、カメの産卵にもハダシで移動するサーファーの安全の面からも問題があるのは瞭然としています。

    2年前に視察した折もそうでしたが、ヘッドランド、テトラポット、ジャカゴなど土木構造物によるあまりの醜悪な景観に唖然としました。サーフィンの世界大会が頻繁に開かれていますが、こんな景観は世界に千葉の恥をさらしていることに他なりません。景観法に基づき、海岸再生計画を策定する時期だと思います。

    写真は、25日視察した九十九里・一宮海岸の海岸侵食対策土木事業による景観破壊状況です。








    Posted by : 川本幸立 | 一宮海岸 | 05:56 | - | - | - | - |
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