市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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堂本知事は「道路教」信者 特定財源の一般財源化にも反対?!
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      4日から県議会の本会議質問が始まった。新年度予算案は145億円の財源不足、借金は一般会計2兆5千億円、利子6200億円、特別会計5150億円、利子1000億円の計3兆7350億円になる見込みという。これだけ借金が膨らんだ大きな要因の一つが高規格道路事業である。
     今後、毎年財源不足が予測される中、高規格道路やダム、大規模開発などの公共事業の抜本的見直しが不可避な状況だ。
     しかし、堂本知事は、議会初日のあいさつで、道路整備について、
    「例えば、道路特定財源の暫定税率が延長されない場合、圏央道の全線開通は大幅に遅れるとの試算も出されています。千葉県の発展を支える道路、安全・安心な道路整備は、未だ十分とは言えません。20年度以降も暫定税率を延長し、財源を確保すること、また、現在の目標期間内の道路整備等を国に強く働きかけてまいります」と話した。これでは一般財源化にも反対なようだ。「地方分権」の理解が薄いとしかいいようがない。
       3日の毎日新聞朝刊によれば、世論調査で、4月以降暫定税率継続の「反対」66%、「賛成」27%、10年間で59兆円を必要とする「道路整備の中期計画」に「賛成」19%、「反対」75%だった。
    4日の答弁で知事は、道路が大事な理由として―詑擇多い安全安心な道路生活道路が必要、の3点を挙げた。5日は、高速道路、高規格道路には熱心でも道路の維持管理や生活道路の改善など安全・安心な道路づくりをないがしろにしているという指摘に、「見解の相違」「道路は大事」と答弁した。新しく道路をつくることで、交通量の増加を誘発し渋滞が生じる可能性もあり、まちのスプロール化、中心市街地など地域社会の疲弊につながる可能性も大きい。
    ● 勝浦有料道路が無料開放 しかし、赤字(未償還金)総額は約60億円
     千葉県道路公社の勝浦有料道路(3.6km)が料金徴収期間30年を経過したことにから今年4月5日より無料となり、県に移管される。周辺開発が計画通りに進まなかったので60億円もの赤字となったという。道路をつくれば地域経済が活性化する訳ではない見本といえよう。
     約60億円の未償還金の充当は、
       公社の他路線の損失補填金 約46億円
       県の補助金        約10億円(県に返還する出資金相当額)
     などで賄う計画だ。29年間の維持費実績は13億3千万円だった。今後これらの維持管理費は県の負担となる。県道路公社の財務状況も検討してみたい。
    Posted by : 川本幸立 | ◆)その他 | 13:12 | - | - | - | - |
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