市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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産廃処分場計画を中止させた現場で市民の力で植樹祭開催〜緑区小山町
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      8日午前は、緑区小山町観音地の植樹祭(主催:千葉市板倉大椎土地改良区、共催:緑の環・協議会)に参加した。土地改良区の方が冒頭あいさつで「平成18年9月、水源涵養の為の緊急措置として産廃業者と競り合い落札した。地元の自然観察の関心が高く、無残な姿にある土地に植樹をして森林を復元したい」と語った。
     
       このイベントはG20のサイトイベントで、県、千葉市、ちば生物多様性県民会議、里山シンポ実行委員会が後援、苗や堆肥の提供、観察指導員派遣などの支援を受け、100名近い方が参加した。全国最低水準の森林率31%で、広大な土砂採取場を抱える県にとって森林復元は大きな課題である。しかし、地球温暖化防止や生物多様性などのキャンペーンや啓蒙活動には熱心だが、肝心の現場における森林復元の予算は数百万円規模でしかない。
     
        7日の県議会本会議で、森林の間伐事業予算との関係でこうしたキャンペーンや啓蒙活動の実効性を問われた堂本知事は、県の予算編成は縦割りであり細かいことまで知事は関与していないという驚くべき答弁をした。これでは知事は予算指揮権を放棄していると言われても仕方が無い。
     
      緑区小山町の植樹祭の模様と周辺の谷津

    ● 県こども病院20周年記念講演
      
     8日午後は、千葉市内で開催された千葉県こども病院開設20周年記念講演会を傍聴する。クリニクラン(臨床道化師)の塚原成幸さん「すべての子供にこども時間を」、チャイルド・ライフ・スペシャリストの藤井あけみさん「こどもが主役の医療を求めて」を聴く。
    「こどもの心を守る−気持ちはすべて尊重されるべき
              感情はすべて許される、行動は制限される
              怖い、いやだ、嫌いを大切に
              気持ちを否定すること=こども自身を否定すること
              否定的感情の時のこどもこそ100%受容する」
     子ども医療の現場だけでなく、学校現場、大人の世界にも共通するものだと思う。
     講演会の冒頭、子ども病院長が冒頭挨拶で紹介した「千葉県子ども病院の開設目的」の中の「千葉県こども病院の基本理念」に感心する。
    −「私達は、県立の小児医療施設職員としての自覚を持ち、「児童の権利に関する条約」の基本理念のもと、すべてのこどもの基本的人権を擁護し、すべてのこどもが私達に実現可能な最高水準の医療と保健サービスを受けられるように日々努力し、未来あるこども達の心身の健全な育成をめざします」
     そうであれば、今後の20年を見据えて小児医療を取り巻く現状、医師不足が招く医療崩壊の現場、厚生労働行政の失政と県の医療行政の未来についても語り合うべきではなかったか。

    Posted by : 川本幸立 | ◆)その他 | 13:13 | - | - | - | - |
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