市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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堂本知事の三番瀬保全をめぐる公約違反〜「合意形成」を隠れ蓑に三番瀬保全を放棄 議員(=非常勤の特別公務員)報酬とは何か?
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      1日朝刊各紙は07年の県議の所得を報じた。私は昨年4月初当選だったので「対象外」となった。県議一人当たりの平均総所得(事業所得も含む)は1851万円で、一般県議職分の「給与」は1247万円とされている。
    一方、「非常勤の特別公務員」という位置づけからすれば、本来生活費は考慮されないハズだ。福島県八祭町議会は日当制を導入し、議会開会日年間約30日×3万円/日=約90万円と試算している。しかし、千葉県の膨大な行政機構の税金の使途を監視し必要な場合条例など政策提案するという議員本来の使命を果たすためには生活費を稼ぐ為に時間を確保することはなかなか困難である。議員活動の定義・任務の再検討が必要だと思う。そのことにより部分(地元)益の代弁や水面下の口利きこそが使命と勘違いしている方々には退場を促すことができるだろう。
     私の場合は、県ネットとの契約で私が受け取る「代理人報酬」は年間380万円(内訳:320万円/年+就学中の子ども30万円×2人/年、但し税・社会保険料別)である。子ども2人の学費も含め家族が生活していくためには、別途、生活費を稼がねばならない。私にとってその時間を捻出することが課題だ。
    ● 次の選挙も三番瀬保全が争点?!
    1日の一般質問で、民主党の田中明議員は三番瀬の保全に関する知事の姿勢について、「ラムサール登録は知事の任期内ではできない、船橋漁協が求める段階的なラムサール登録も前例がないという考え、三番瀬保全条例も議会に提案しない、将来にわたって漁協が漁業を続けられる恒久免許も出さない、何一つ三番瀬が残るという担保や根拠をみることができない。猫実川河口域の泥干潟を埋め立てるため三番瀬の白紙撤回の撤回を掲げて知事選に出ようという県議もいるようだ。そういう中で、知事は何をもって三番瀬を将来世代に継承していくつもりなのか、千葉県のリーダーが開発志向の人に変わったら今までの調査、会議は何だったのか」と問いただした。
    これに対し、堂本知事は「県民が当時選挙の争点で保全を選んだと思う。次にリーダーとなる方が交代する時、保全か開発かが争点となった時、県民の選択に委ねられるとおもう。」と答えた。
     なぜ、知事自らの怠慢を棚に上げての何故県民はもう一度選択しなおさねばならないのか!堂本知事の7年前の当選時の一番の公約は三番瀬保全だった。今回の答弁は自らの「無策」と公約違反を認めるものだ。目的と手段(=合意形成の場)が逆転し、パフォーマンスが目的化している。理念も戦略戦術もなく、そこに何の苦悩も感じられない。7年前に「勝手連」で支持した一人として怒りを禁じえない。知事の答弁を聞いて「末期症状だな」と自民党のある中堅の県議が呟いた。
    【参考】市民ネット千葉県情報誌57号(08年7月)「堂本県政を検証する」から
    「まちづくり〜大規模開発と車優先
     沼田県政時代の「県都1時間構想」「千葉県新三角構想」が見直されることなく継承された結果、大規模開発と車優先のまちづくりが推進されてきた。三番瀬の埋め立て計画は一旦白紙撤回されたが、ラムサール条約登録には県は消極的で、人工干潟化や第二湾岸道路建設容認の姿勢が  
    垣間見られる。」
    Posted by : 川本幸立 | ◆)その他 | 13:49 | - | - | - | - |
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