市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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福田首相退陣は自公の「談合政治」「米政府のポチ政策」の矛盾が要因 印旛沼ヨシ原造成現場を訪ねる
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      今朝の朝刊では福田首相退陣表明により、8月26日アフガンで亡くなった「ペシャワール会」の伊藤和也さんの記事が片隅においやられているのが気になる。伊藤さんの死に便乗して米国に追随する「テロとの戦い」「自衛隊派兵」を強調する政府関係者の発言こそ死者を冒涜するものであり、それに無批判な言論機関に憤りを感じてきた。平和的な手段による住民の生命と生活の確保こそが「テロの撲滅」を実現するという考えが「ペシャワール会」の活動の根底にあり、それを私たちは支持してきた。
    市民ネットワーク千葉県は8月29日付けで緊急アピール「武力で平和は築けない〜ペシャワール会 伊藤さんの死を悼んで〜」を発表したのでご一読いただきたい。
    さて、福田首相の退陣であるが、中央政治、地方政治を覆っている自民・公明の「談合政治」の限界と、米政府への「公約」実現を最優先する「ブッシュのポチ」ぶりを改めて示したと言えよう。「談合政治」「米政府のポチ政策」が生み出す国民生活との矛盾が退陣の要因だと思う。
    「毎日」1面の「辞任理由に挙げた、政治の駆け引きによる国会運営の行き詰まりは、政党政治においては、いわば茶飯事のことであろう。論戦の座礁が、そのまま指導者の退陣につながる例を、成熟した民主主義国会で見出すことはむずかしい。「政治は可能性の芸術」と言われる。あらゆる政治決定は、敵対勢力との論戦・調整・妥協によって、初めて可能になる。」という論評にうなずく。
    郵政選挙で掠め取った数の力で「問答無用」で進めてきたが故に、その政策は国民の批判、疑問に耐えうるものではなかった。2月県議会で自民・公明会派が提出した道路特定財源をめぐる意見書についての質疑応答の折、自公会派の政策面での「ひ弱さ」を感じたが、それも水面下で結論を出す「談合政治」の手法の結果だろう。
    解決策は、解散総選挙、中央・地方の談合政治の廃止、ポチ政策からの卒業の3つだと思う。
    ●印旛沼ヨシ原造成現場を訪ねる〜造成とは沼の「埋め立て」
    8月26日つけのブログで一部紹介したように成田新高速建設事業に伴うサンカノゴイの生息環境を保護するためのヨシ原造成事業が芳しくないようだとの知らせをうけて、1日午後、大野博美県議、成田市議の足立まちこさんらと現地を訪ねた。
    最初に手をつけた造成現場のヨシの生育状況が芳しくないのは一目瞭然だ。さらにヨシ原「造成」とは印旛沼「埋立」に他ならず、漁業者からは良好な魚場を奪い新たな環境影響を及ぼすことに他ならない。さらに造成地に隣接する河川環境整備事業では産廃物が「リサイクル品」として利用されている。沼の水環境の汚染→魚の汚染・漁獲量の減少→漁業者の生計・鳥類への影響、というサイクルの観点から厳しく検証されるべきだろう。
     
     
     
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    写真は、印旛沼の成田新高速建設現場とヨシ原造成現場などの様子です。 ヨシ原が育っていないこと、産廃物が「有価物」として利用されているのがわかります。
    Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 14:04 | - | - | - | - |
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