市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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代表質問を終えた
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     今週の月曜日29日に初めての代表質問を終えた。
    県議会のHPでビデオで視聴できるので是非ご覧いただきたい。
    (ビデオはこちらから29日を 質問概要はこちら)
    堂本さんが知事に最初に当選した2001年夏に、私は「堂本千葉県政を検証する〜問われる「多様性」や「対話」の質」というタイトルの一文を書いた。そこで堂本知事の姿勢の「危うさ」を指摘しつつ、期待をこめて「堂本知事への3つの提言」を行った。
    それは、
    生物多様性保全という科学手判断を優先すること
    県民との対話性を確保し、知事としてのリーダーシップを発揮する
    1983年の千葉新産業三角構想を破棄し、「持続可能型」「循環型」「地域自立型」の地域振興策へ転換すること 
     というものだった。
     その後の2期7年半の堂本県政は、私が危惧したとおり「3つの提言」の対極にあった。
    29日の私の代表質問のポイントは、「八百長と学芸会」議会の改革とともに「3つの提案」の立場から堂本県政2期7年半を質すことだった。
     とは言うものの、堂本さんは3期目をあきらめた訳でもないように見える(昨日の県議会でも民主党の矢崎議員の質問に切れて「私が立候補しない保証はどこにあるんですか?」と逆質問した)。 すでに2回目までの質問に対する答弁で、生物多様性を優先することも、リーダーシップを発揮することも、地域振興策を転換することも否定した。それでも最後のチャンスを与えようと3回目で以下の質問をした。
    「行財政システム改革、財政の議論の中で一貫して欠如しているのは、大規模な公共事業の見直しの視点であり、残土・産廃・土砂採取で壊される千葉の自然を保全する視点です。そこには知事を推し期待した県民の視点はなく、情報公開、県民参加、生物多様性の視点すらどこかに追いやられてきた。
     知事が生物多様性戦略を本気で推進するつもりがあるなら、公共事業と生物多様性がぶつかりあっている現場、つまり八ツ場ダム事業、三番瀬猫実川河口域、残土・産廃問題で苦しむ現場、関さんの森もあります、こういう場所に足を運び、現地の人々と対話し、生物多様性尊重の観点からリーダーシップを発揮すべきです。
     最後にお尋ねします。
     今からでも、そうした現場に足を運び、生物多様性尊重の観点から勇気をもった決断をするおつもりがあるかお伺いします。」
     知事の答弁は「ノー」だった。それは一片の「苦渋」も感じられない「官僚答弁」だった。麻生首相と同様、我々市民は堂本さんにとって「下々」ではなかったか。これで3期目はなくなった。従来の政治手法を駆使して「知事という肩書」を得ることだけしか眼中にないように見える。
    Posted by : 川本幸立 | ◆)その他 | 14:08 | - | - | - | - |
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