市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

<< 県教委の高校中途退学施策
 9月議会県土整備常任委員会報告
〜不自然な公社の入札など
| main | 議会常任委員会報告ァ繕綵酋緡ど余談任隆躓 >>
三番瀬再生会議の今後  9月議会県土整備常任委員会報告ぁ阻明虱嫺始の根拠、アクア社会実験など
0


    22日早朝は土気駅前で、「とけ・九条の会」の街頭活動を行う。
    ニュース第34号の見出しは「菅首相に問われる「税金の使途」と「無駄の削減」」。
    教育への公費支出の実態(対GDP比、07年度)が、経済協力開発機構(OECD)28か国中、日本が最下位で、特に高等教育段階での公費の負担割合(07年度)が、OECD平均が69.1%に対し、日本は32.5%と異常に低いことを訴えた。
    高校生の受け取りもよかった。
    もちろん、多様な民意を無視しファシズムにつながる国会議員比例定数削減の危険性、沖縄・名護市議選で示された「基地ではなく、自然を活かした地域づくり」の民意についても触れた。

    昨21日夜は、浦安で開催された、第31回三番瀬再生会議を傍聴した。
    今年までの5年間の再生計画(事業計画)評価案が県より示されたが、「三番瀬の再生・保全・利用のための条例の制定」「ラムサール条約への登録促進」は「ほとんど達成されなかった」という評価である。
    驚いたのは、環境生活部自然保護課が全国の16漁協に対して実施したという「ラムサール条約登録湿地関係漁協」アンケート集計結果の報告内容である。

    会議のやりとりを聴いていると、三番瀬の特徴(〇鞍崟イ大都市の真っ只中にある干潟であること、∋鞍崟イ離薀爛機璽訃鯡鹽佻燭まちづくりと魚場再生を目的としていること)を考慮しないアンケート対象の選定、質問内容のように思える。
    そもそもアンケート結果について三番瀬への適用の可否の妥当性を検討するための詳細な解析を県は行う気もなさそうだ。
    そればかりか、一委員が解析を申し出たにもかかわらず、県は詳細情報の提供に消極的な姿勢を示した。
    県は、まず結論ありきで、「鳥獣保護によって、水鳥による採餌などが増加して、漁業生産量が減少する問題が発生する」「漁業活動をやめる組合員が増える」などという回答をもって、条約の登録を先延ばしする方針のようだ。

    そればかりか「総合計画」(川本注:「総合計画」の体をなしていないずさん極まりない内容である)で「審議会などの抜本的見直し」を掲げたことを口実に再生会議自体の廃止を考えているようだ。
    再生会議で、事務局(=県幹部の姿勢)そのものの評価もきちんと行うべきではないか。

    ●9月14日県土整備常任委員会質疑〜監査報告、北千葉道路、アクアライン社会実験

    ・平成22年度第2回監査報告について〜関係伝票の写しの提供を求める

    【川本】
    平成22年度、第二回の監査報告について、不適正な経理処理に関するもので、平成21年度会計における不適正な会計処理が認められたものということで、県土整備部関係のものが5〜8ページにありますけれど、これを見て、プール金の額が精査したら増えたとか、あるいは、21年度も今までと同様な不適正な経理処理が続いていることが指摘されている。納品書などをきちんと保存して突合せなどを行っていたはずなのに、何故このような形でいろいろな不正、あるいは不正経理がでてくるのだろうかということですが、これについてどう思われるか、報告願いたいと思います。

    【栗原県土整備政策課長】
    県土整備部の受託機関、11所属において 平成21年度内に納品された物品等におきまして、21年度会計に支出をおこなったというような形での前年度納入というのが確認されたところです。多くの・・・(不明)・・・  納品が3月中であったにもかかわらず 新年度において経理処理を行ったということでございます。 これについては、(不明)伝票を取り消した上で、過年度支出であることを表示した上での 21年度予算ということで、過年度支出を行ったところでございます。

    【川本】
    これについては、今までのいろいろな再発防止策を昨年度の段階から出されてきたと思いますが、それのさらなる見直しとか、そうしたことの必要性は特にここでは見られなかったということでしょうか。

    【栗原県土整備政策課長】
    21年度当初におきましては、物品納入時に納品書の添付は義務付けられておらず、発注者と・・(不明)・・ 管理を行うのが実質同一職員であったということが原因の一つであろうと考えております。これについては、現在・・(不明)・・しているところでございます。

    【川本】
    私自身も見たいと思いますので、これに関係する支出伝票など関係書類の写しの提供を求めたいと思います。提供いただけますか?

    【栗原県土整備政策課長】
    調査の上、提出していきたいと考えております。

    ・北千葉道路事業遂行の根拠となる調査報告書はない

    【川本】
    補正予算の議論でも、北千葉道路事業については、なかなか見通しが立たないということですが、サンカノゴイの生息の環境を拡大するための葦原造成地を調査をした時に 北千葉道路の整備の見通しがなかなか立っていないということを知りました。そもそも北千葉道路の整備の目的というのが、なんだったんだろうか、ということで、首都圏北部及び都心部等から成田国際空港へのアクセス効果が目的だということですが、これは具体的にどの程度の効果があるのかと、国土交通省などのそういう調査報告書はあるのですか。お伺いします。

    【知地道路整備課長】
    調査・報告に関するものは・・(不明)・・・。ただ・・(不明)・・ 交通量の検討しておりますが その中で、(不明)交通時間の短縮ということで 柏市から成田空港まで 北千葉道路を利用しますと、約30分、120分が90分になるという見通しでございます。

    【川本】
    羽田〜成田間のリニアモーターカーの調査報告検討書というのを神奈川県が作成しています。この中で、北千葉道路、あるいは圏央道を含めて北千葉道路が整備された時にアクセス改善はどうなのか 具体的に東京とか、神奈川、埼玉、千葉の出発地点、インターチェンジからどうなのかということを整備前と整備後で詳細に距離と時間を比較検討しています。その結果をみると、人口の多い神奈川、東京、それから横浜、川崎等においてはこの北千葉道路については成田空港へのアクセスでは、改善効果は少ないと書いてある。首都圏の北部からのアクセスは強化されるということが北千葉道路整備の理由に挙げていますが、この神奈川県の報告書から見ると、新宿からは2分ぐらい、埼玉からは10分ぐらいしか、北千葉道路の効果はないという。せめて、このぐらいの調査は本来綿密にすべきでないのかということです。神奈川県の調査報告書を見ても、北千葉道路を補正予算を出していまで行う必要があるのか、その根拠がないです。しかも、整備の見通しもたっていない。一体何にもとづいてやっているのか、お聞きしたい。

    【知地道路整備課長】
    千葉県として 成田空港をとにかく活用するということで検討して進めてまいりました。そのための成田空港へのアクセス道路ということで 例えばアクアライン、圏央道 北千葉道路 それぞれ(不明)アクセス道路として、県として非常に重要な路線だと考えております。そういう意味では、この北千葉道路、早期に推進してまいりたいと考えております。

    【川本】
    根拠が柏から成田空港まで30分の時間短縮しかないということ自体がおかしいです。首都圏北部からのアクセスがどうなのかというきちんとしたデータを積み重ねて県民に提示すべきだ。今からでも遅くないので、是非それを提供いただきたい、そのことを求めます。

    ・アクアライン社会実験評価の追加調査と交通渋滞の現状について

    【川本】
    6月県議会の中で、湾岸の渋滞緩和等に結びついているのかどうなのか、それから環境の問題、経済効果、入り込み客数を含めた観光への評価というデータをきちんと積み重ねることを求めました。今、追加調査をやっているという話ですが、その追加調査の項目、内容、スケジュールについて報告いただきたいと思います。

    【鯉渕道路計画課長】
    アクアラインの追加調査項目、内容、スケジュールということだと思います。追加調査の項目につきましては、アクアライン社会実験における評価につきましては昨年度に引き続き、アクアラインを利用する交通のデータ分析、公共交通機関の影響の調査などを実施します。また、今年度新たな内容として アクアラインを利用する車両のナンバープレート調査やどのような車種の車が利用されているかについての車種構成調査、それから、CO2の排出量の大気環境調査、経済波及効果などの調査を行うこととしております。また、スケジュールにつきましては、このような調査結果については、来年度からの国策による料金引き下げに向け、国にアピールしていく成果として活用すると考えており、直接的な経済効果やナンバープレート調査結果については、10月までに取りまとめていきたいと考えております。その他の調査結果についても取りまとまり次第、国と関係機関へアピールしていきたいと考えております。

    【川本】
    追加調査結果が出たところで 私たちもその内容を検討したいと思います。
    次に、アクアライン社会実験の中で、交通渋滞が相当発生していると思います。それから、木更津の金田地区にアウトレットができる、本当ですと、車両が増えてほしいというところですが 現状としてすでに土日では交通渋滞が発生しているということですが交通渋滞の発生状況はどうなのか、報告願いたい。

    【鯉渕道路計画課長】
    アクアラインの交通渋滞の状況はどうかということですが、社会実験を開始した昨年の8月、9月に多く発生していた渋滞は、冬季に一時減少しました。また、春以降を再び増加しています。特に今年のゴールデンウィーク期間の5月では8日間、夏休み期間の8月では7日間と、休日に多く渋滞が発生しているところです。渋滞発生箇所としましては、海ほたるパーキングエリア付近やトンネル出入り口など車両速度が増えます箇所を先頭に渋滞が発生しております。また、渋滞の発生時間は、週末など休日に発生しており、木更津へ向う下り車線では午前に、川崎に向う上り車線では午後に発生しているという状況です。

    【川本】
    1時間に2500台を越えると渋滞が発生すると、1日だいたい4万台前後だと思うのですが、そうすると、一方でこれからアウトレットができる、交通量が本当はもっと増えてほしいといったときに より交通渋滞が激しくなることになる。そのときの対応についてどうするのか。

    【鯉渕道路計画課長】
    周辺地域の(不明)を受けまして、今後アクアラインの交通量、利用状況等、社会実験の成果を踏まえながら、(不明)について 検討していきたいと考えております。

    【川本】
    通行可能な交通量とはある意味でそれが(アウトレット集客数を決める大きな)条件になってしまうので、しっかり検討してもらいたい。

    Posted by : 川本幸立 | ◆)2010年09月定例 | 17:50 | - | - | - | - |
    TOP