市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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中曽根康弘氏の責任
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      18日「毎日」朝刊は、「復興に向け、政治がなすべきことは?」で92歳の中曽根康弘氏に、「総理になった時には、非常時や最悪の事態にいかに対処できるか、という構えをまず作っておかなければならない」「不幸なことだったが、原発推進(姿勢)が揺らいではならない。エネルギー事情や科学技術の進歩を考えると、この苦難を突破し、先見として活用すれば、日本の原発政策はより強固なものとして発展すると思う」などと無責任に語らせています。
     
     原子力の技術的基盤、安全思想もない日本に原子力を強引に導入にした「主犯」の一人が中曽根康弘氏です。中曽根氏は「大連立」などについて評論する前に、原発震災の自らの責任について語らねばなりません。
    そもそも、中曽根氏らが原子力を導入した目的は何だったのか?「隠して核武装する日本」(影書房、07年11月)で、槌田敦氏や藤田祐幸氏らは日本「核武装」の準備であったとしています。

     日本の核武装について、内閣法制局は「自衛のための必要最小限度を超えない範囲内にとどまる限り、核兵器、通常兵器を問わず保有を禁ずるものではない」「政策として非核三原則により核兵器を保有しない」とし、ー衛のためであれば核武装を憲法は禁じていない、核武装しないのは非核三原則という内閣の政策による、という「公式見解」を示しています。日本政府は核兵器合憲論の立場です。(前掲書)

     東海原発で得られた使用済み燃料を英国は再処理し、それによる軍用プルトニウムで英国と米国は原爆を作っていたということです。劣化ウラン弾は核廃棄物からつくられています。原子力の「平和」利用と核武装の問題は切り離せませんし、被ばくの問題は共通します。核廃絶と反原発の取り組みは一体として取り組まねばならないと思います。

    Posted by : 川本幸立 | 東北・関東大震災と原発問題 | 15:17 | - | - | - | - |
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