市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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9月県議会小宮県議代表質問報告
〜予算編成過程の公開を求める
副知事、23年度当初予算編成での公開の検討を表明
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      今朝12日の「毎日新聞」の1面見出しは「民主代表戦終盤情勢〜菅氏リード保つ」とある。昨日11日午後は、「水俣・明治大学展」のあと、夜、都内で開かれた「小選挙区制と二大政党制に批判を!」集会(主催:小選挙区制廃止をめざす連絡会、協賛:週刊金曜日)に参加した。

    集会では「週刊金曜日」編集人の北村肇さんが、次のようにあいさつした。
    「どっちが勝っても大連立に向かうだろう。自民党の石原伸晃は『菅となら一緒にやれる』と発言している。2大政党制と言っても、保守が2つあるだけで、定数削減は、民主、自民の保守一つにしたいということだ。政治とは、現実を理想に近づけることだが、民主も自民も大半の議員は理想を現実にひきずりおろすエセ現実主義者だ。一方、現実を理想に近づける勢力は少数政党だ。これでは、日米安保の強化、辺野古や消費税10%が強行されてしまう。メディアはあまりにも『世論調査』に頼った報道をし、『世論』に迎合している。それは逆に言えば世論を変えればメディアも変わるということだ。」

     菅は衆院比例80議席、参院40議席を削減する「国会議員定数削減」案を12月までに野党とも合意するよう党内に指示している。昨年8月の総選挙結果から類推すると、衆院比例80削減が強行されると、民主党は3分の2の議席を独占(42%の得票で68%の議席獲得)し、小政党は議席ゼロになる。
     菅は「国会議員自身が身を切る」というが、衆院80人分の報酬(秘書賃金含む)を減らそうというなら、一人7000万円の議員報酬を11%削減するか、320億円の政党助成金のごく一部を削減すれば済む。菅が本気で「身を切る」というなら、政党のTVコマーシャル費用にその多くが消えている政党助成金は全廃すべきだ。
    実際、政治主導を言うなら、本来の「立法機能」や膨大な官僚機構に対する「監視機能」の充実のために、国会議員の「数」と「質」の両方の充実をこそ第一に優先すべきだろう。

    ●9月6日小宮県議代表質問質疑応答〜予算編成過程の公開について

    【小宮県議】08年9月定例県議会の代表質問で、厳しい財政について県民の理解を促進し、説明責任を果たすために、我が会派の川本県議が予算編成過程の公開を求めました。 2年前の答弁で県は、「予算編成過程の公表や事業ごとのデータの公表については、扱うデータの量や事務量を勘案し、公表の手法や範囲について、他県の事例も含めて検討していきたい」としましたが、その後、進展がみられません。この間、神奈川県、大阪府をはじめ多くの自治体で予算要求時等全事業について途中段階の額を公表するなどしており、千葉県の遅れが目立っています。 一方、公開にあたっては、事業名・内容を含め一般県民にわかりやすい予算要求内容とすることが求められます。
    そこで、伺います。予算編成過程の公開について、2年間の検討状況とそこで明らかになった課題について伺う。
    【石渡副知事】予算の資料について、わかりやすい形で公表することは重要なことと考えています。しかしながら、予算編成の途中段階における公表については、県としての意思形成過程であること、また、現行の予算編成システムの大幅な改修が必要となること等から、大変難しいと考えております。

    【小宮県議】一例として、鳥取県では、課長査定、部長査定、知事査定をそれぞれ終了した段階において、各部局からの要求事業内容及びその査定状況とあわせて、総務部長名の「予算要求の考え方・留意事項」や「廃止・中止事業」を公表している。こうした先進例に習い、来年度予算から編成過程の公開を開始すべきと考えるがどうか。
    【副知事】23年度当初予算については、予算要求段階の集計額や、予算の発表時において、主要な事業に関するより詳細な説明資料を公表する方向で検討しています。

    ・一律カットではなくゼロベースの予算編成を

    【小宮県議】厳しい財政状況の中で、安易な前年度踏襲ではなく、真に施策精選型の予算編成とするには、枠配分方式・シーリングによる予算編成では限界があります。シーリング予算の問題点として、さじ加減、数字合わせの予算編成が行われることにより、政策論争が生じないことが指摘されます。
    「選択と集中」の発想で、未来志向型の予算編成とするため、ゼロベースの予算編成とすべきと考えるがいかがか。

    【副知事】現在の厳しい財政状況にあっては、限られた財源を有効に活用することが必要です。そこで、これまでも事務・事業全般について、必要性・緊急性や、国・市町村・民間との役割分担などの観点から、見直しに努めてきたところです。
    23年度当初予算においても、既存の事務・事業については徹底した見直しを行うとともに、総合計画に掲げる事業をはじめ、県民ニーズの高い事業については、重点的に予算措置を行ってまいりたいと考えています。
    Posted by : 川本幸立 | ◆)2010年09月定例 | 20:59 | - | - | - | - |
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