市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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〜公社等外郭団体不正経理問題、公社改革について
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県不正経理問題全資料公開WEB版完成、
9月県議会小宮県議代表質問報告
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      県不正経理問題で、公表されたデータは約3万枚、積み上げると2メートル以上の高さになる。この内、県のHPでは報告書本文などごく一部しか公表していない。わが会派は今年5月にHPで全資料を公表しているが、このたび見やすく整理したWEB版が完成した。
    ぜひ、改めてご覧(http://www.k5.dion.ne.jp/~kawamoto/husei.html)いただきたい。

     目次は以下の通り。
     1.千葉県不正経理の歴史
     2.千葉県経理問題特別調査結果報告書 概要 H21年9月9日
     3.経理問題特別調査結果報告書H21年9月9日
     4.千葉県経理問題特別調査結果報告書【追加調査分】概要H21年12月18日
     5.経理問題特別調査結果報告書【追加調査分】H21年12月18日
     6.経理問題に係る調査結果報告【国庫支出等独自追加調査分】H22年2月4日
     7.不正経理調査特別委員会調査報告書H22年3月31日
     8.公社等外郭団体における経理調査の結果についてH22年5月28日
     9.業者プール金及び職員等からの返還金の状況についてH22年5月28日
    10.内部告発文(1997年)
    11.内部告発文(2010年)
    12.経理問題報告書のデータについて

    ●9月6日小宮県議代表質問〜野田市産業廃棄物中間処理施設周辺の健康被害問題の今後の調査や分析のあり方について

    【小宮県議】野田市産業廃棄物中間処理施設周辺の健康被害問題についてわが会派は定例議会ごとに取り上げてきた。6月県議会以降、県は揮発性有機化合物(VOC)の多項目分析等追加調査と健康調査が行っている。
    調査結果の詳細な分析はこれからであるが、8月24日付けで公表された調査内容、測定結果、廃棄物指導課の考察、健康被害調査アンケート対象地域などを踏まえ、今後の調査や分析について以下伺う。

    ・VOC多項目分析等追加調査で、定量分析より定性分析が決定的に重要

    県は、定量分析による濃度の比較・傾向、風向・風速から、当該施設と周辺の健康被害との相関関係を導こうとしている。しかし、
    1.VOC濃度は時間によって数十倍〜数百倍と大きく変化すること、またごく希薄でも非常に急性毒性が強い危険なものが存在することなどから、わずかな定量分析結果から全体の傾向を導き出すには無理がある。
    2.風向・風速の影響については、地面に近づく程、摩擦や温度など地面の影響を受け、空気の動きは時間と場所で上空の風向きとは関係なく東西南北、上下に目まぐるしく変化する。野田局の風向・風速から安易に導き出すことはできない。
     3.廃棄物保管庫内のVOC濃度と他の測定地点との相関関係が考察されているが、保管庫内の濃度の測定日が他の測定地点との測定日が異なり、敷地境界の風下、風上の定義も不明確である。
      などが指摘できる。
    これらから、現況の定量分析から詳細な相関関係を分析することに無理があると考えるが如何か。

    【坂本副知事】この追加調査は、平成22年1月29日に行った定性分析で確認されたVOC物質(揮発性有機化合物)及び無機性ガスについて、近隣の住居付近等における濃度を把握するために定量分析を実施したものです。
    高い濃度で検出された物質の排出源を明らかにするため、今後も調査を継続してまいります。

    【小宮県議】6月県議会の一般質問で、我が会派の川本県議が、「まずどんなVOCがあるのか、全体をきちんと把握することが不可欠」として定性分析を求めたのに対し、環境生活部長も「どんなVOCがあるのかを把握することは、必要なことと考えておりますので、今後も調査を実施します」と答弁した。
     今回のVOC多項目分析等追加調査の測定対象のVOCは現時点で公表されたものは28種類と限られている。今後、環境空気のクロマトグラフと質量分析データなど詳細情報の公表とその分析、つまり定性分析が決定的に重要であると考えるが如何か。

    【坂本副知事】県といたしましてもしも、どのようなVOC物質が含まれているかを測定する定性分析は重要と考えております。 
    多種類のVOC物質が排出される可能性がある、当該中間処理施設内の廃棄物保管施設についても、6月に調査を行い、現在、定性分析を実施しているところです。

    ・必要に応じて調査範囲、調査項目健康被害の補足調査などの実施を検討すべき

    【小宮県議】今回、健康被害を訴える住民の実態を把握するため、当該施設を中心に半径1劼糧楼脇發侶鮃被害調査を行い、当該施設の影響を受けない地域として、約3.5厠イ譴臣楼茲鯀んで調査を実施している。
    しかし、いわゆる「杉並病」問題発生時の東京都杉並区における調査では、地表面に近い層で放出されたイソシアネートなどの重い汚染物質やVOCが吸着した粉じんは、地表に沿って数カ月の時間をかけて徐々に広がり、被害も5劼涼賄世砲泙播達した。
    こうした点を考えれば、想定した健康被害範囲に被害が収まらないことや対照地域に被害が及ぶことなども十分ありうることである。そこで、今後、被害調査結果を詳細に分析する中で、必要に応じて調査範囲、調査項目健康被害の補足調査などの実施を検討すべきと考えるが如何か。

    【坂本副知事】現在VOC調査及び健康調査を実施しているところであり、その結果を踏まえながら、今後、必要があれば検討していきたいと考えています。
    Posted by : 川本幸立 | ◆)2010年09月定例 | 21:03 | - | - | - | - |
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