市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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吉川ひろし前県議の逮捕報道について
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     6月1日の朝刊を見て驚きました。それは県議時代に会派を組んできた吉川ひろし前県議が、原付バイクで信号無視し、出頭表明に応じないことを理由に31日に県警に逮捕された、という記事を目にしたからです。

    ちょうど5月24日水戸地裁土浦支部で布川事件再審の無罪が下され、冤罪被害者の杉山卓雄氏は「メディアは昔も今も変わっていない。警察の垂れ流し情報ばかり。原発だって同じです。大本営発表を流しているだけ。メディアも少しは反省してもらいたい」と語っています。(週刊金曜日2011.6.3)
     
     私が目にした「毎日」朝刊も、県警情報の垂れ流しです。吉川さんは2日に釈放されましたので、今度は吉川さんからしっかり取材し、それを報道すべきです。私も「毎日」の千葉支局に電話をしてその旨を伝えました。
     吉川さんより以下のメールが送られてきましたので、以下に貼り付けます。
     
    【吉川ひろし前県議からのメール】

    ≪吉川ひろしの逮捕事件について≫

    私は、今年の3月8日(火)朝9時40分ごろ「議会報告書」をポスティングするため50ccバイクで柏警察の前の通りから柏中央高校方面に向って国道16号を右折矢印信号に従って通過したら、「信号無視」の道路交通法違容疑になったものです。地元住民は、国道16号(幅員26m)を赤信号で通過することは、無理なことを知っています。
    しかし、柏警察の高山交通課長は部下のたった一人の警察官の目撃が正しいということで、私に対して出頭通知を5通出しました。私がその4通に返事を出し、残りの1通には電話での返事をしたにも関わらず「出頭を拒否した」という理由で突然に5月31日に家宅捜査と逮捕をおこなったものです。この間、私は、指定された日時は都合が悪いという返事はしましたが、一度も出頭拒否をしたことはありません。「信号無視」という事件であるのに、何故、私の家に7人もの警察官が捜査令状を持って「家宅捜査」するのか?意味不明です。まして、逃走の恐れが全くないのに「逮捕」ということも許せない暴挙です。
    柏警察の留置場にぶち込まれて警察や検事の取り調べを受けましたが、さすがに検事は「拘留する理由はない」という弁護士の申し入れを受けて6月2日(木)に柏警察に釈放命令を出しました。今回、2泊3日の留置場生活を体験しましたが、冤罪を発生させる以下の制度に大きな問題があることが分かりました。

    ≪冤罪を創るシステムとその問題点≫

        警察官は絶対に間違いをしない。悪いのは市民ということが前提になっていること。
        違反や犯罪を認めれば、留置場から早めに出すが、認めないと自動的に10〜22日間も拘留される。
        長期拘留されたのでは、会社員は首、事業経営者は経営破たん・・・これでは「(ウソでも)私がやりました」という状況に追い込まれること。
        私は、1ヶ月でも1年でも拘留されてもかまわないという覚悟で、最後まで「違反はやっていないので認めない」(認否)が出来ましたが、それでも、途中、警察官や検事から「今、認めれば事件は終了して早く留置場から出られますよ」という悪魔のささやきに相当に心の揺れがありました。
        本来、権力の監視の役割を担っているはずのマスコミが警察発表を鵜呑みにして記事を書き、ジャーナリストの役割を放棄していること。今回、記者の誰一人として、もう一方の当事者である私や弁護士に取材をしてから記事を書いた人はいませんでした。多くの記者が警察の手先、権力の番犬に成り下がっています。
        留置場の環境が人権侵害をしている。部屋から出るときにいちいち手錠と腰縄をかける。トイレには手洗いがない。風呂は週2回、夜9時には消灯。移動のバスの中は「私語禁止」。
        私は、今後も徹底して、このような社会的不正義、不条理と闘っていきます。そして市民が安心して暮らせる市民社会の完熟を目指して活動をしていきます。
     

    Posted by : 川本幸立 | 報道の問題 | 22:06 | - | - | - | - |
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