市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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野田首相のTPP参加表明は、
権力濫用による「立憲主義」の放棄表明そのもの
~TPP参加表明に野田民主党政権倒閣運動で応えよう!
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     民主党の内部文書で、新政権がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)を推進する大きな理由が、
     嵎得府への奉仕」を最優先し、
    ∨寨莢未燭垢戮社会的責任を放棄し自らの利益を図ることに汲々している経済界に気を使い、
    J得府崇拝のトップが牛耳るマスメディアに配慮する、
    ことにあることが暴露されていることを10月31日のブログで指摘しました。
    これは「統治する側」にとって利益があるから推進する、ということに他なりません。

     そして、今朝のメディア(米政権崇拝のトップに牛耳られている)が一斉に、TPPに「首相が本日参加表明」と報じています。
     野田首相は「国益に反することはしない」と言いますが、そもそも首相は、‘本が国家権力に「縛り」をかける憲法を持つ「近代立憲主義」国であること、憲法で、国の政治のあり方を最終的に決定するのは国民であるとする「国民主権」の原理を採用していること、から目をそむけています。

     国とは何なのか?
    領土、国民、統治権を「国家の三要素」といいます。しかし、土地やそこで生活する人々は「国家」成立以前から存在します。そこで、「統治権こそが、国家を国家たらしめる本質的な要素なのである。国家の本質は『権力』にあり、『権力』こそが国家の実体だ、ということである。『権力』とは、他者を支配できる力、あるいは他者に対して服従を強制しうる力であり、国家はそのための装置、つまり強制装置なのである」(「全訂憲法学教室」浦部法穂著、日本評論社)ということになります。

    今や国論を二分する争点となったTPP問題ですが、まともな説明も無く強行突破をもくろむ野田首相の言う「国益」の「国」とは民主党の内部文書にある通り「統治する側」を意味すると考えざるを得ません。憲法は、「『権力』を、権力の側にない『ふつうの人々』(=『人民』)の利益のために仕えさせる『縛り』」(前掲書)ですが、野田首相のTPP参加表明は権力濫用による「立憲主義」の放棄表明そのものです。
    憲法12条「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」を持つ一国民として、野田首相のTPP参加表明に対して、倒閣運動で応えたいと思います。





    武蔵丘陵森林公園(5日の平和バスツアーで)
    紅葉真っ盛りまでもう一息でした。
    森林公園内の展望レストランでいただいた「もみじ見御膳」(800円)は、
    天ぷら、そばも美味しくお勧めです。
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    Posted by : 川本幸立 | TPP | 11:33 | - | - | - | - |
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