市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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電力不足、消費税、インフル〜 脅威を煽る政府・メディアと脅しに過剰に反応する国民
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      28日のブログで「インフル法案」反対を呼びかけましたが、バイオハザード予防市民センター会報「バイオ時代の人権と環境」第72号(2012年3月20日号)で、このインフル法案にも触れた母里啓子さんの冬季シンポジウム(1月28日)講演「いま話題のワクチンを考える」の報告をしました。
     以下に転載します。

    ● 冬季シンポジウム講演「いま話題のワクチンを考える」報告  

    去る1月28日(土)午後、当センターが主催して都内で「いま話題のワクチンを考える」をテーマに冬季シンポジウムを開催し、国立公衆衛生院疫学部感染症室長や各地の保健所所長を歴任し豊富な臨床体験を持つ医学博士の母里啓子(もり ひろこ)さんに「いま話題のワクチンを考える」をテーマに講演いただきました。

    母里さんは、国の新型インフルエンザ対策について、次のことを指摘されました。
     仝労省への申し入れ時、厚労省の担当者が「感染症対策ではなくテロ特措法がらみの危機管理対策」と答えた。国は「脅威に対する国民不安を解消する」ことをワクチン輸入の理由にしている。その脅威を煽り社会の混乱を招いたのは誰か。
    ◆〔声36年の伝染病予防法以来、病気と付き合うことを拒否し、患者を隔離するなど感染症、病原体そのものが存在してはならないとし、それを追っかけてきた結果が今の日本社会の状況だ。
     新しいワクチンでの副作用情報がインターネットで公開されている。しかし、「直接的な因果関係がわからない」とされ、注目をあびない。ワクチン被害者の方が血のにじむ思いで阻止してきたワクチンの同時摂取も、今度の騒ぎでいっぺんにゼロになってしまった。法の改正もなしにアメリカ並みに6種類一緒にうってよいとなってしまった。
     ぁ 屬どせばいくらでも脅され、過剰に反応する国民」だからこそいつまでも病に対して不必要に恐れ様々な差別、偏見を克服できない。学童に対する集団接種廃止後、厚生省とワクチンメーカーによる「インフルエンザワクチン需要検討会」が毎年開催されているが、これは、販売戦略会議そのものだ。輸入ワクチンの制限もはずされ、日本は一層の草刈場になる。
     ァ\屬舛磴鵑錬競月を過ぎればワクチンうたないと死ぬ、高齢者もそうだとメディアなどで盛んに宣伝する。それだけお金になるのだろう。金持ちの子どもだけが助かってよいのかということで自治体を含めて、ワクチンよこせにはしる。騒ぐものではないのに、政治に無関心のひとがワクチンだけよこせよこせという構図がある。この風潮をとめないかぎり一般のヒトがだまされてうちにいくということをとめることはできないと思う。
     Α‘盂婀泳爾痢嵜祁織ぅ鵐侫襯┘鵐饗从のための法制のたたき台」(本号別稿参照)は、今後新しい強毒が出たときは、行動計画に基づき隔離策などを強行できるようにするもの。
    А,匹海砲任發い襯Εぅ襯垢紡个靴童朕曜姫劼覆里世らやりたい人だけがやる、強制だけはしないでほしい、しかし予防接種をしなければ悪い母親だといわれてしまう。もう戦いようがなくなってきている。
     
    母里さんは、「必要だから医療、いらない医療は詐欺、ワクチンは詐欺産業だ」と指摘され、ヒトは病気になりながら強くなる、うつらないほうがよいという風潮の中で、自分たちの命を自分たちで守ろうということを広げるにはどうすればよいのかを悩んでいる、今後、こういう運動をどう構築して言ったらよいかを一緒に考えていってほしい、と話されました。

     講演後の質疑では、乳児を抱えるお母さんの質問に対し母里さんは、国内で普通の環境で生活する限り必要なワクチンは「麻疹ワクチン」程度、但し自然感染・治癒が一番免疫力がつくので、乳幼児をしっかり看護できる環境であれば「麻疹ワクチン」もいらないでしょう、と答えておられました。
    最後に私の感想ですが、原発事故での電力不足報道や消費税大増税しなければ国債暴落するなどという「メディアの脅し」に右往左往する国民性と根は同じだと感じました。

    Posted by : 川本幸立 | 予防接種 | 08:03 | - | - | - | - |
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