市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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衆院選挙結果について〜民意を反映しない「小選挙区選挙」の弊害
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    今回の選挙結果について昨日、今朝の「東京新聞」朝刊の選挙記事をもとに大ざっぱに整理してみました。

    ―葦〜の結果については、「一票の格差」が最大2.13倍という一票の価値が不平等な憲法違反の状態で行われた選挙であること。さっそく弁護士グループが295すべての小選挙区の選挙無効を求めて高裁に提訴した。

      投票率は小選挙区52.66%と戦後最低で、8県で50%に届かなかった。比例代表も52.65%で、前回より%以上低い。

    獲得議席は自民290(公示前比5減)、公明354増)、次世代217減)、維新411減)、民主7311増)、共産2113増)、生活23減)、社民(増減なし)。
    自民以上のネオナチ政党で、ネット右翼から頼られ、戦前復古を目指す「次世代」(爺世代とヤユされていた)の「一人負け」で今年2月の東京都知事選で60万票を集めた田母神俊雄も惨敗した。
    一方、共産の増が目につく。自公の数は公示前と変化なし。

    得票数は
    比例区(定数180) 小選挙区(定数295
    自民 1766万(33%、68議席) 2546万(48%、222議席)
    民主 978万(18%、35議席) 1192万(23%、38議席)
    維新 838万(16%、30議席) 432万(8%、11議席)
    公明 731万(14%、26議席) 77万(1%、9議席)
    次世代 141万(3%、0議席) 95万(2%、2議席)
    共産 606万(11%、20議席) 704万(13%、議席)
    生活 103万(2%、0議席) 51万(1%、2議席)
    社民 131万(2%、1議席) 42万(1%、1議席)

    ・自民党の得票率は5割に達しておらず、全有権者の中での支持率は小選挙区ベースでは0.5266×0.4825%、つまり4人に一人しか支持されていない。これで「公約支持」されたとは言いがたい。
    ・自民は小選挙区48%の得票で75%の議席を手にし、民主は小選挙区23%の得票で13%の議席しか手にしていない。死票が多く、民意が反映されない小選挙区の弊害が明確である。
    ・比例区の得票率で全議席を割り振ると概算は、自民は157議席、民主86議席、維新76議席、公明67議席、次世代14議席、共産52議席、生活10議席、社民10議席となる。
    ・小選挙区を中選挙区へ選挙制度の改善が不可欠である。

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    ・オキナワ辺野古への米軍基地増強問題では、沖縄県のつの小選挙区すべてで自民候補が敗北。
    ・「9条改憲」では、慎重・反対が15017424
    (公明・民主・維新・共産・社民・生活)
    賛成が31429224減(自民・次世代)
    ・「原発再稼働」では、慎重・反対が11913920
    (民主・維新・共産・社民・生活)
    賛成が34532720減(自民・公明・次世代)
    で、辺野古は「ノー」が沖縄の民意であること、「改憲」派は減り、「脱原発」は増えた。

    さらに、これをい糧耄秡挙の得票率ベースでみると、
    ・「9条改憲」では、慎重・反対が301、賛成が171となり、慎重・反対が多数となる
    ・「原発再稼働」では、慎重・反対が234、賛成が238となり、ほぼ互角となる。

    ともかく、まず民意を反映しない選挙制度の弊害が厳しく糾弾されるべきです。

     
    Posted by : 川本幸立 | 国政選挙 | 16:57 | - | - | - | - |
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