市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

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憲法9条改憲にNO!!! 〜繰り返してはならない戦争〜
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    昨夜のNHK・BS1の発見されたハバロフスク裁判の音声テープ記録に基づく731部隊の報道番組は、日本と医学者の戦争犯罪を強烈に批判するものでした。NHKにも気骨のある人たちがいることを強く感じました。

     

    さて、昨日、千葉市緑区の毎月恒例の「総がかり行動」を外房線鎌取駅前で行い、戦前回帰の日本会議発案の安倍九条改憲NO署名を約30人で取組ました。

     

    その折の私のスピーチを以下に貼り付けます。ご笑覧いただければと存じます。

     

    〜ハバロフスク裁判とは〜
    ・1949年12月25日から12月30日まで、旧ソビエトのハバロフスクの士官会館で行われた旧日本軍に対する軍事裁判。主に、日本の旧ソビエトの振興計画、対ソ攻撃、731部隊などが裁かれた。
    ・731部隊とは、1936年、旧満州・ハルビン郊外に設置された細菌兵器などを開発し中国人・ロシア人捕虜に対して生体実験をしたとされている。

     

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    ■皆さん、正月をどのように過ごされましたか?私は、朝鮮半島でいつ戦争が勃発するのかと心配しながら過ごしました。
    ちょうどNHKスペシャルで今から74年前に、日本軍がインドとミャンマーの国境地帯で展開し、3万人が命を落とすという太平洋戦争で最も無謀と言われた「インパール作戦」の戦慄の記録を、元兵士の証言やイギリス軍の撮影フィルムを元に再放映していました。食料補給もなく、最後は兵隊間で殺し合い、殺した兵士の肉を売り買いして食べる、死者は身に着けているものを一切合財とられ肉すらたべられる、野戦病院の7百余名の患者に自決を強要、指揮した牟田口中将らは早々に逃げ帰ったのに責任は一切問われないだけでなく軍内部でさらに出世、などの証言に驚かされました。

     

    ■安倍さんはこうした太平洋戦争を肯定し、あの戦前の時代に戻りたい、そこで現憲法の国民主権・基本的人権の尊重、の3原則を否定する憲法をつくろうと、日本会議の発案に基づき、まず第一に米軍の指揮の下、自衛隊員の命を犠牲覚悟で世界の戦闘地に派遣するためにその障害となっている憲法九条を機能しないように改悪しようとしています。インパール作戦に参加し九死に一生を得た元兵士は、「戦争は理性も正義もすべてを壊す」と語っています。そうした戦場に米国の為、自衛隊員を派遣し、戦場の恐怖、命を奪う場にさらすことに皆さんは賛成ですか。今日は、安倍九条改憲阻止の署名運動を行っています。是非、ご協力の程お願いします。

     

    【平昌冬季オリンピックに向けて 南北会談への期待】

     

    ■さて、今朝の朝刊は、北朝鮮が来月9日に韓国で開催される冬季オリンピックに22名の選手を派遣し、開会式では「統一旗」を掲げて韓国の選手と合同入場行進を行うことをIOC=国際オリンピック委員会が発表したことを報じています。私は、これで少なくとも3/18までのオリンピック・パラリンピックの開催中は戦争が起こらないとほっと安心しました。

     

    ■1月9日には、北朝鮮と韓国の閣僚級会談が開かれ、両国は軍事的緊張状態を解消するための軍事当局会談を開催すること、多様な分野で交流と協力を活性化すること、南北関係を巡る全ての問題について当事者として対話と交渉を通じて解決していくことを合意しています。

     

    ■韓国政府の考えは、米国および日本の強硬姿勢では、結局は武力衝突という結論にしか行きつかない、仮に米国と北朝鮮の間に戦争が起きても、韓国が巻き込まれるのは避けること、そのため米と距離を置いた独自外交に踏み切ったと指摘されています。

     

    ■この南北会談について、世界は非常に高い評価をしています。国連事務総長の「歓迎」発言、主要国のメディアも、これまで破局に向けて進むしかないかに見えた緊張状態を少しでも良い方向に変えるチャンスであると評価、あのトランプ米大統領も電話で、文在寅韓国大統領に、南北会談が米朝対話につながる可能性について前向きの評価をしました。

     

    ■一方の日本の安倍さんどうでしょうか?ただただ戦争を煽るだけ、トランプのするがまま思うがまま、この間、沖縄で大型輸送ヘリの窓枠などが小学校や保育園の校庭に落下するなど相次ぐ米軍ヘリ事故でも、「米国第一、日本国民はあとまわし」の姿勢を示し、米軍の飛行再開を黙認し、その異常な「属国的対応」が海外からも嘲笑されています。

     

    ■韓国と日本の違い、それは何としても戦争だけは回避し国民の生命と財産を守るという強い意志を持つ韓国大統領と、最後は戦争になっても仕方ないと考え、国民の生命や財産の犠牲を強要する安倍首相の違いに行きつきます。この韓国大統領の姿勢は、「朝鮮危機を煽るな、巨額の武器購入をするな」の大規模な韓国市民の声に由来します。

     

    ■私たちも、安倍政権に対し、「対話による平和的解決」「米朝の直接対話」「軍事行使は絶対起こさない」を求め、「武器商人外交ノー!巨額の武器購入するな!戦争をあおるな!私たちの命を担保にするな!武器を買う金があるなら貧困や格差解消、私たちの生活にまわせ、の声を出す時です。共に、声を上げましょう。そのためにも安倍九条改憲No!署名にご協ください。

     

    Posted by : 川本幸立 | 憲法 | 11:54 | - | - | - | - |
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