市民活動家・研究者(前千葉県議会議員)

◆ 川本幸立のブログ

自宅の階段で転倒して4週間の入院生活
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     6月23日夜11時過ぎ、自宅階段で足を踏み外して転倒、膝から踊り場床に着地して、左膝の蓋骨を骨折してしまいました。
    市内の総合病院に運ばれそのまま入院。私にとってこれが初めての入院生活でした。6月28日手術し、その後、杖1本で少し歩けるようになりましたので昨日7月21日退院しました。入院期間はちょうど4週間でした。

    退院とはいうものの、左足に体重をかけたり、膝屈伸などの本格的なリハビリをはじめてまだ1週間足らずですので、左膝はまだ曲がりきらず(最大で105度程度)、今後一定期間リハビリに努める必要があります。

    たまたま、この入院中に読んだ「フェイズ3の眼」(講談社)で著者の柳田邦男さんが自身の自宅(外)階段での転倒による骨折体験を記していますが、私の場合も柳田さんと同様で、暗闇で2階から階段を降り踊り場まであと1段というところで、もう段はないものと錯覚し足を踏み外したことによります。「フェイズ3の眼」によれば、当時(昭和56年頃)、全国の階段転倒事故は年間900万件、死者も毎年500人前後と言うことです。手すりがなく照明や採光が不十分な場合、事故発生率が高くなるそうですが、私の場合もまさにそのケースでした。

    妻、二男がいたからすぐに対応できたものの、誰もいなかったらと思うと、ゾッとします。
    7月8月の計画がフイになり、自らの不注意(といっても、前述したとおり客観的な要因があります)を悔やみましたが、思い直して治療、リハビリ、読書に専念することにしました。読書は、友人知人から入院中に差し入れていただいた本と、地域で子どもの文庫活動をしている妻の推薦本(主に推理小説、児童書)、今まで主に中古本屋で購入し自宅床に積み上げていた本などから妻がランダムに選択したもの、それに新聞の切り抜き、週刊誌、インターネットなどからSさんがプリントした放射能汚染関連情報などです。
    (もちろん再読のものもあります)

    はじめての入院生活で、医師、看護師、理学療法士の仕事ぶり、きめこまかな連携、現場での医療過誤対策など学ぶことが多い入院生活でした。

    ところで、以前から1か月程度の期間、TV、パソコン、携帯電話、アルコールを絶ち、適度なトレーニングと質素な食事による減量、読書三昧の生活をしたいものだと考えていました。思い返せば、この4週間の入院生活は、これらの要件を満たしていました。
    (体重3.5kg減)

    ●    入院生活の1日

    午後9時消灯 ラジカセでCDやFM放送をイヤホンで聞きながらスタンドの明りで10時過ぎまでベッドに横になって読書。左足膝部分のガードルの「締め付け感」、筋肉の「ひっぱり感」などでなかなか寝付かれず、NHKFMのラジオ深夜便(午前1時〜5時)を聞きながら4時間程度ウツラウツラしてようやく朝を迎える。ともかく夜が長い。

    午前6時が起床タイムだが、FMで「弾き語りフォーユー」が始まる5時には目が冴えて食事時間の午前8時まで、ひたすら読書する。
    食事は3回(午前8時、12時、午後6時)で各5分少々で済ませ、午前中は医師の回疹、リハビリ、シャワー(週2回)、午後はリハビリ、面会者との雑談を除き、あとはベットに横になってひたすら本を読む。気分転換に日に数回リハビリを兼ねて病室(4階)から1階に下り敷地内を歩く。

    ●読書記録

    「般若心経」(中村元監修、小学館)
    「フェイズ3の眼」(柳田邦男、講談社)
    「鬼平犯科帳(1)」(池波正太郎、文春文庫)
    「鬼平犯科帳(2)」(池波正太郎、文春文庫)
    「武士道シックスティーン」(誉田哲也、文春文庫)
    「ちょっとネコぼけ」(岩合光昭、小学館)
    「ヤマト王権」(吉村武彦、岩波新書)
    「生きさせる思想」(雨宮処凛・小森陽一、新日本出版社)
    「反骨のジャーリスト」(鎌田慧、岩波新書)
    「飛鳥の都」(吉川真司、岩波新書)
    「おひとりさまの老後」(上野千鶴子、法研)
    「朝鮮」(金達寿、岩波新書)
    「笑う警官」(佐々木譲、角川春樹事務所)
    「警視庁神南署」(今野敏、角川春樹事務所)
    「日本国民にとっての朝鮮問題」(岩本正光、学習の友社)
    「菜根譚〜中国の処世訓」(湯浅邦弘、中公新書)
    「現場からの道」(阿蘇敏文、新教出版社)
    「発酵道」(寺田啓佐、河出書房)
    「痛みはたくさんだ!脱・「構造改革」宣言」(山家悠紀夫、かもがわ出版)
    「アメリカの日本改造計画」(イースト・プレス)
    「憲法と国家」(樋口陽一、岩波新書)
    「妖怪アパートの優雅な日常 廖聞畄酘輪、講談社文庫)
    「腐った翼〜JAL消滅への60年」(森功、幻冬舎)
    「人権問題とは何か」(明石書店)
    「組織の思考が止まるとき」(郷原信郎、毎日新聞社)
    「ロシア・中国・北朝鮮 猛毒国家に囲まれた日本」(宮崎正弘、佐藤優、海竜社)
    「ジェノサイド」(高野和明、角川書店)
    「種の復活」(北上秋彦、祥伝社)
    「放射能から身を守るQ&A」(桜井淳監修、Gakken)
    「アルベール・アンカー展」図録
    「クロード・モネの世界」(名古屋ボストン美術館)
    「山下清展」図録
    「ニュートン2011.8〜大宇宙前篇〜宇宙はどれだけ広いか」
    「ニュートン別冊「M9超巨大地震」」
    週刊金曜日6/24号、7/1号、7/8号、7/15号
    週刊朝日、サンデー毎日、他
     
    ●CD 

    立川談志、談春、談笑の落語
    重松壮一郎「いのちの音」、大島保克沖縄民謡、他



    骨折写真、病室(4人部屋)と食事

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    Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 23:52 | - | - | - | - |
    県議選結果
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        昨日行われた県議選挙、私の力及ばず、皆様のご期待にこたえることができませんでした。誠に申し訳ありませんでした。また、ご支援、ご尽力に対し、この場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
       
       何の組織的な支援のない中、選挙活動を通じて地域やNPOの方々、元の職場の方々、友人知人との実に魅力的な新しい人の輪ができたことが大きな収穫です。

       1期目の議会活動を通じて、現況の県議会の限界を感じました。地方自治の原則は直接民主制であり、議会を変えるのは市民運動です。しかし、その肝心の市民運動が低調です。
       今後は、議会活動に縛られない分、足元の市民運動にシッカリ取り組みたいと思います。
       変わらぬご支援をお願いします。

      Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 10:51 | - | - | - | - |
      まちづくり通信 臨時号より
      無党派で変える!
      〜中央集権から地域主権へ
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        ■不正と議員特権を質した4年間の活動
        ・政務調査費の全面公開・議会開催中の日当廃止
        ・土気高校グラウンド敷地の確保
        ・議会発言回数
        ・議会報告
        通信臨時1

        ■県下全域にわたる議会活動
        ■実現した改革!
        通信臨時2

        ■県議会は必要?
        〜よくある4つの質問〜
        ■なぜ不正や無責任がまかり通るの?
        ■川本の目標
        1、「天下り天国」「議員特権」を正します
        2、安心して暮らし続けられる地域を育みます
        3、子どもの命・人権を守り、未来へ投資します
        4、無駄な公共事業を中止します
        通信臨時3

        ■千葉県の実態
        〜川本幸立の指摘〜
        ・次世代にツケを回さない!(増え続ける借金 2年間で2536億円の増加)
        ・こんな特権 すぐに廃止を!(就職氷河期なのに役人は天下り・渡り)
        ■川本幸立はこんな人
        プロフィール
        私も応援しています
        通信臨時4

        (画像はクリックすると大きいサイズが見られます)


        Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 23:47 | - | - | - | - |
        県議会2期目に無所属で出馬を決意
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          2月3日、県政記者クラブ、千葉市政記者クラブで記者会見し、4月の統一地方選挙(4月1日告示、4月10日投開票)への無所属での出馬(千葉市緑区選挙区)を表明しました。会見は無所属で千葉市議3期目に挑戦する福谷章子市議と共に行いました。

           
          2期目の主な取り組みは、次の5点です。

          不正と特権を正す
          天下り禁止・官製談合の防止、地方議員年金への税金投入の廃止、議員報酬などの見直し、口利きの透明化、議会活動への市民参加

          拠点開発と高速道路ネットワークによる地域振興策を見直し、地場産業の育成による地域経済の活性化を進める

          C楼茲琶襪蕕径海韻蕕譴医療介護政策の充実世代を超えた助け合いのコミュニティづくり

          千葉の原風景(谷津田、干潟)を守り、史跡や遺跡などの文化遺産(大椎城、土気城など)を保全する。

          子どもの命・人権を守り、未来へ投資する→児童虐待防止・自立支援、教育分野のオンブズパーソン制度の導入、中途退学ゼロ、学力格差の是正、学校施設の改修の推進。

          2期目に挑戦する決意については、以下の「県議会2期目挑戦への決意」をご一読ください。また記者会見を報じた新聞記事(「毎日新聞」朝刊千葉版4日)を紹介します。

          ●「毎日新聞」(朝刊千葉版4日)記事から
          「川本氏、県議選 無所属で出馬〜市民ネット離脱、千葉市議選・福谷氏も
           
          4月の県議選で、千葉市緑区選出の現職、川本幸立氏(58)が3日、無所属で立候補する意向を表明した。前回は市民ネットワーク千葉県の公認候補だった。川本氏は会見で「フリーな立場で本来の市民運動をしながら県議を続けたい。議員をボランティアととらえる市民ネットとは少し立場が異なる」と説明した。

          一方、県議選とともに統一地方選第一ラウンドとして行われる千葉市議選で、前回市民ネット公認を得た千葉市緑区選出の現職、福谷章子氏(54)も同日会見し、今回は無所属で立候補する意向を表明。「市民の後押しを無視し、3期目に出ないという市民ネットの理念を押し通すことは難しいと感じた。今後も情報公開と市民自治を訴えたい」と説明した。

          2人とも市民ネットからすでに離脱。同じ選挙区の候補として、地域政党結成も視野に入れ連携していくという」

          【参考】県議会2期目挑戦への決意(2月5日)
          (内部資料「川本幸立と共に県政の不正と議員特権を正す会」より)

          2007年4月、県議会に送り出していただいて以来、4年が過ぎました。
          私の議会活動は、議員特権を正す11項目の県会議長あての申し入れと県立土気高校グラウンド削減の撤回を求める取組でスタートしました。

          そして、県民の皆様の強い声を受けて、政務調査費(480万円/年)の全面公開と議会開会中の日当(約1万2千円〜1万4千円/日)を交通費だけの実費支給に改めることなどが実現し、土気高校グラウンドも必要な敷地が確保されました。

          しかし、「八百長と学芸会」議会と揶揄されるような、水面下の根回しで物事を決めたり、議会質問を県職員につくらせたりという悪弊は続いています。
          そうした中、2009年9月以降、3つの不正問題(40億円県庁不正経理、繰越し手続き漏れ・虚偽報告、公社等外郭団体不正経理)が判明し、2010年1月には県民に60億円の損害を与える第三セクター(株)かずさアカデミアパークが経営破たんしました。

          「言論の府」であるべき県議会4年間で、私は、県内各地の現地調査を踏まえ、本会議登壇19回(2007年4月〜2010年12月)、常任委員会発言回数390回(但し08年9月〜10年9月)、09年度決算審査特別委員会発言268回・質疑応答時間約540分、不正経理調査特別委員会発言274回により、これらの不正、特権、地域開発破綻の要因と責任を含む幅広い課題を取り上げ、県の姿勢を質してきました。

          この度、引き続き県官僚の天下りや議員年金制度、公共事業をめぐる不正・特権を正し、住民が主役で中小零細業者を含め地域が元気になる「まち育て」へと公共事業、地域振興のあり方を根本から見直すため、2期目に無所属で挑戦することを決意し、去る2月3日に記者会見を開き正式に表明しました。

          「無所属」の理由は、昨年末、市民ネットワーク千葉県を離脱したことです。専業主婦を中心に構成する市民ネットワーク千葉県は議員を「ボランティア」「会員の代理人」と位置づけており、議員は多様な専門性を備え経済的自立が不可欠とする私の考えとは「議員の位置づけ」をめぐり相容れないものがありました。

          自民党が多数を占め執行機関の追認機関に成り下がった県議会の中で、1期目と同様、「県政の主役は県民一人ひとり」を基本に議会の2つの使命(\廼盪氾咾隆道襦↓誰もが安心して生活できる制度作り)に真摯に取り組む他の議員の方々と会派を組む所存です。

          千葉市緑区選挙区は2議席を民主党、自民党候補らとの厳しい選挙になりそうです。 
          大きな組織や団体の支援のない私には皆様のご支援だけが唯一の支えです。私も皆様のご期待に沿えるように、またこの4年間の議員活動の集大成として、全力でがんばります。
          ご支援ご協力の程、お願い申し上げます。

          Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 10:22 | - | - | - | - |
          まちづくり通信:第19号
          政策◆―擦濛海韻襪燭瓩痢崔楼茲梁」=生活交通の確保
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            ■これでいいの?外房線・京成千原線
             〜「千葉県JR線複線化等促進期成同盟」は利用者の声を把握している?〜
            ■外房線に関する要望内容
             〜千葉県JR線複線化等促進期成同盟要望書(H22年7月)〜
            通信19表

            ■京成千原線運賃のJR(鎌取〜千葉)との料金格差是正に向けた本格的検討を
            通信19裏

            (画像はクリックすると大きいサイズが見られます)
            Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 11:06 | - | - | - | - |
            川本幸立が選ぶ08年県政10大ニュース
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               1.代表質問で堂本県政の2期7年半を問い、「八百長と学芸会」県議会の改革に向けて「3つの提言」(/緻眠爾虜回しを行わず、オープンな議場で意思決定を、⇒住司埓過程と事業毎のデータの公表を、6軌採用事件を踏まえ「口利き」の文書化を)を行う。政務調査費の全面公開実施(09年度分から)決まる。
              2.道路特定財源の一般財源化の中、高規格道路推進行政やまず。県民一人60万円の借金を抱える中、政府の補助金、交付金による誘導を拒否し、直轄事業負担金凍結を決断すべき。
              3.県負担760億円(利息含む)の八ツ場ダム事業の超党派による徹底検証と見直しに向けて61名で1都5県議会議員の会が発足。裁判および議会で治水、利水上、ダムが不要であることが一層明白に。
              4.九条世界会議、幕張で開催、県内の「九条の会」組織335に達する。軍拡の連鎖を九条で断ち切ることが求められる。「サブプライムローン証券化」問題に端を発した金融危機・雇用問題の中、憲法25条、27条にも注目が集まる。

              5.迎撃ミサイル発射実験を終えた帰りの海上自衛隊イージス艦「あたご」が漁船「清徳丸」に衝突・沈没させる。
              6.三番瀬漁業補償で地方財政法3条違反の66億円支出を自公民が可決、「ラムサール登録」申請も見送る。
              7.富津田倉産廃処分場差止め判決確定する。安定型産廃最終処分場の廃止など関係法令の抜本的見直しを求める。森林や景観保全がクローズアップされる中、「山が消える」富津・鬼泪山「国有林」の山砂採取の請願に自公が賛成、(株)ちばぎん総研の企業モラルと説明責任も問われる。
              8.チッソ五井工場があり、昭和電工発祥の地である千葉県ではじめての水俣展=「水俣・千葉展」開催される。「社会的費用」を負担せずツケを国民にまわし公害を生み出した政財官一体構造は未だ変わらず。
              9.5施設の機能を1箇所に統合する「総合医療センター構想」がようやく白紙に。今後、地方独立法人化検討で赤字病院の切り捨てに要注意
              10.八千代西高校入学式排除問題起きる。千葉県検証改善委員会が学力テストの結果を踏まえて「3つの提言」(経済的に恵まれない地域、非通塾の生徒の多い学校、学力の低い層への行財政支援)を発表。浦安スクールセクハラ裁判、行徳高校裁判、特別指導による自主退学の強要問題などで学校現場の密室性の改善、一人ひとりと向き合う環境づくりなどの課題がクローズアップされる。教育委員の名誉職化と会議の形骸化を批判する。

              Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 17:27 | - | - | - | - |
              「水俣・千葉展」おわる
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                   28日、「水俣・千葉展」が終わった。
                「水俣・千葉展」を通じて改めて感じたことは、 岼汰缶簑蝓廚鮃颪貿い惨覿箸詫益追求に没頭する政財官一体構造と、企業活動により「恩恵」を受ける多数の国民という構図、被害の立証責任を被害者に求める司法の不条理、Lち核瓢澆望,觚害対策はないことと科学の「未発達」、ど生した27鼎箸い錣譴襯瓮船訖絛笋鰐ね莟聞紂地球の生命を脅かし続ける、タ緞麌損件はおわってはおらず、被害の全容すら把握されていない、ということだ。公式発見から52年、何が解決し、何を教訓として学んだのか実に心もとない。このままでは被害を再び繰り返さないという患者の方々の願いを裏切ることになってしまう。
                私は25日、27日、28日とボランティアとして展示説明、受付、チラシ配布などを担当した。JR千葉駅頭でチラシ配布をしながら改めてアジア系・南米系の外国人の多さに驚く。首切りの嵐は真っ先に彼らを襲っている。正規・非正規の枠のみならず国籍の枠を超えた取り組み(=底辺の底上げ)が不可欠だと思う。
                 ルポライターの鎌田慧氏が12月16日の東京新聞に「現代の公害企業」というタイトルでコラムを書いている。「かつて公害企業は、自社の利益を確保するために、公然と海や川や空を汚染していた。(中略)『社会的費用』を自己負担せず、外の社会に押し付けて平然としていたのである。あたかもゴミを捨てるかのように、派遣労働者を吐き出し、『あとは野となれ山となれ』の冷酷さ。これから政府が瀬戸際にいる命を救わなければならない。しかし、会社と株主だけがちゃっかり利益を確保し、失業者救済のツケを税金にまわすのは許されない。厳しい発生源対策が必要だ。」
                 「水俣・千葉展」の展示を見た人の感想に派遣労働者に触れたものが目に付いた。患者の方々の無念さと願いを常に思い起こしながら国、企業の不条理を糾していきたいと思う。
                  
                今年6月1日の「水俣への旅」で故・川本輝夫さん宅にお邪魔しました
                Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 17:27 | - | - | - | - |
                H20年度世論調査結果、浦安スクールセクハラ訴訟判決
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                    26日の早朝は、冷たい強風の中、JR土気の駅頭で12月県・市議会速報を福谷章子市議と交互にマイクを握りながら通勤者に配布する。これで24日からはじまった12月議会報告の駅頭活動がおわった。
                   この「県議会速報・川本幸立のまちづくり通信・第13号」の見出しは、「これが緊急予算?補正予算25億円の使い道の7割が圏央道などの建設推進に!」だ。さて、ちょうど、「H20年度、第36回県政に関する世論調査結果」(PDF)が公表された。県政への要望のベスト10は々睥霄圓諒〇磴鮟室造垢襦35.1%)、∈匈欧ら県民を守る(33.3%)、0緡泥機璽咼溝寮を整備する(30.9%)、た品の安全を守る(24.2%)、ぜ\ぢ紊鮹瓦子どもの育成支援を充実する(14.3%)、κ慷な交通網を整備する(13.0%)、犯罪防止対策を進める(11.8%)、┝然を守り緑を育てる(11.0%)、仕事と子育てが両立する働き方を実現する(9.6%)、雇用の場を広げる(8.4%)だ。 
                   県はなぜか災害対策として高規格道路事業を優先してきたが、「∈匈欧ら県民を守る」で県民が望む施策は「災害時の支援、救援活動」「危険箇所の事前解消」「災害対応マニュアルの作成・防災マップ等の公表」「避難場所・避難経路の整備」であり、明日起きるかもしれない大地震に備えて既存道路・橋梁、施設の整備、情報の徹底を求めている。
                   気になるのは「ナ慷な交通網を整備する」だが、中身を見ると「電車の増便などの利便性の向上」「市内交通網の見直し」「バス増便と路線拡大、夜間延長」「バスと鉄道との乗り継ぎの円滑化」であり、公共交通機関の充実を求めるものである。一方、要望の鞍嵬椶法崙始を整備する」(5.4%)が出てくるが、この内容は「交通渋滞対策」(32.3%)、「観光、買い物などを支援する道路の整備」(16.1%)、「自然災害に強い道路の整備」(12.6%)、「交通事故多発箇所の改修」(11.5%)である。
                   こうした最新の世論調査結果からも、圏央道や北千葉道路などの高規格道路事業を他の事業より優先することを県民は望んではいない。
                  ●公務員の個人責任を問うこと〜浦安スクールセクハラ訴訟判決から
                  知的障がいのある少女が浦安の市立小学校の元教諭からわいせつ行為を受けたとして両親が元教諭、県、市に損害賠償を求めている「浦安スクールセクハラ訴訟」については今年5月22日のブログでも紹介したが、24日、千葉地裁(三代川三千代裁判長)は元教諭のわいせつ行為について一部を認める判決を出した。しかし、「公務員の職務行為に基づく損害は、個人は責任を負わない」との最高裁判例を踏襲し、元教諭に対する請求を棄却するとともに、原告が主張していた22件の性的虐待のほとんどは「長期間経過してからの被害の訴えは信用できない」などの理由で認定されなかった。(12月25日「毎日新聞」)
                  知的障がい者が被害者の場合、日時、場所など被害の詳細を話せないゆえに証言の信用性に疑問があるとして証言として採用されないようだ。この事件の刑事裁判でも千葉地裁は05年4月、「目撃者がなく、証言の信用性に疑問がある」として無罪とし、東京高裁も06年2月、「被害を受けたとの証言は疑問を差し挟む余地はないが、場所や日時の特定があいまい」として検察側の控訴を棄却している。(同) しかし、知的障がい者が「被疑者」となった場合、その「自白」内容はしっかり「採用」される傾向にある。この「被疑者」と「被害者」の立場の違いによる「証言」の信頼性をめぐる「落差」についてもしっかり検証されなければならないと思う。
                  元教諭に対する請求が棄却されたことも納得できない。これでは「公務員はやりたい放題」になってしまう。公務員の免責規定は法の下の平等を定める憲法14条に反するし、自らの責任で行動する個人の存在を前提とした近代市民法の考え方にも反する。最高裁判例は憲法や市民法の原則に反しているのではないか。「国賠法の制定と公務員の個人責任とは無関係であり、国賠法が制定されたからといって公務員の個人責任が免除されることは有り得ない。公務員個人もまた社会を構成する要因であるから、公務員の社会に対する義務(不法行為責任もその一つ)を免除することは間違っているのである。」(「官僚法学批判」吉永満夫著・花伝社、242〜272頁)
                  Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 17:26 | - | - | - | - |
                  持続「不可能」なまちづくり〜幕張「新都心」住宅地区の容積率300%を考える
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                      22日午後ははじめに「第28回千葉市都市計画審議会」を傍聴し、その後、高校進学を実現させる会の「第5回県教委(高校進学)交渉」に同席する。
                     千葉市都計審では幕張「新都心」、蘇我「副都心」の用途地域の変更などの議案が審議された。幕張「新都心」では18.4任諒原誼篭茵並2種住居地域)を住宅地区(4000戸・1万人)とするため第1種高度地区指定を廃止し、容積率も200%を300%にアップするものだ。企業庁マスタープラン作成段階での住民意見反映の状況、交通量の変化、中学校施設や福祉施設の計画状況、高層住宅(高さ100m程度まで可能)化による住環境への影響などが質された。
                       
                     今後15年ぐらいのロングスパンで考えるということだが、破綻確実の3都心構想、都市再生・業務核都市構想を前提とし、昨今の経済危機や今後の経済動向、人口減少化などについてしっかり検討されたようには見えない。今後のまちづくりは、コミュニティに依拠した再生・整備を基本とすべきだが、高容積の高層住宅はそれに反する。容積率を300%にアップする必要はない。実際、アメリカやイギリスでは公的な高層住宅を低層住宅へ建て替える事業が続けられているという。
                     「わが国には、都市再開発(再生)=高層という図式があり、オフィスビルのみならず、住宅についても高層化さらに超高層化が当然のように期待・選択されている。その理由として一般に信じられているのは「土地の狭い日本、特に都心部では、高密度に土地を使う必要があり、そのためには高層化が必要」といおうものである。これがいわれなき神話であることは、容積率200%(200戸/如膨度までなら、3階建ての低層住宅群で十分で環境を保障した住宅地が可能であることが証明できる。さらに敷地外に悪影響を及ぼさず、かつ自らの環境を保とうとすれば、高層化しても、容積率の限度が200%程度である。高容積の超高層住宅が快適に見えるのは、多くの場合、それらが孤立して建っているからであり、早い者勝ちの論理によって周辺から環境を奪っているからである」(「持続可能な都市〜欧米の試みから何を学ぶか」福川裕一、他著、岩波書店、289頁)とあるが、審議会委員である千葉大学教授の北原理雄氏は「ポジティブに見れば評価できる」として容積率アップ高さ制限撤廃に賛成した。ポジティブに見ることの妥当性こそ審査すべきだが、これではお話にならない。専門家と称する人たちの専門の「質」「理念」が問われている。
                    Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 17:25 | - | - | - | - |
                    「居住権」は生存権
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                        定例議会がおわるといつものことだが翌日から議会報告づくりで忙しい。それに加えて、来春出版予定の「(仮題)新しい環境保全のための闘い〜バイオハザード裁判(高裁版)」の原稿提出が1ヶ月以上遅れており、電話が鳴るたびに催促の電話ではないかと思い落ち着かない。
                       そうした中、20日午後は、「水俣・千葉展」のホールプログラムで、緒方正人さん(水俣病患者・漁師)と上田紀行さん(文化人類学、東京工大准教授)の講演と対談を聴く。タイトルは「水俣から考える−『生きる意味』」。緒方さんは、生物の生存の根幹は「食う」であり、そこには信頼の「信」が込められている、この「信」に毒が入っていた、「信」が裏切られたのが水俣病であり、ここに水俣病事件が現在に通じる意味(システム社会と「信」の葛藤と拠って立つ場)がある、と語った。21日夜、教育テレビでETV特集「水俣と向き合う〜ドキュメンタリー映画作家・土本典昭の43年」を放送していたが、20日の講演での上田紀人氏の「人が死んでも、命の働きへの運動性を持ち続ける」「現代は本当にロングスパンの大きな働きの方が、決定的に忘れ去られている」などの発言を思い起こさせた。2人の著書を正月を利用してしっかりと読んでみたい。
                       
                       22日朝は土気駅前で毎月恒例の「とけ・九条の会」の活動を行う。通勤通学の人々に配布した会報24号の見出しは、「自動車関連企業10社・内部留保27兆円で派遣15000人削減計画〜正社員が当たり前の社会を!大企業は無法な首切りを中止し、社会的責任を果たせ!」だ。
                       今の言論機関で一番欠けているのは、ー動車や電機産業などの労働者の解雇の不法(労働契約法)・不当性(たとえば、トヨタは減益といっても年間6千億円の利益を見込み、株主への配当は8年間で5倍に増やし、今年の中間配当は2037億円、この配当金の5%分で雇用は守れる)を追及すること、◆崟擬勸を当たり前」として労働者派遣法(=「ピンハネ・不労所得推進法」)の抜本改正を求めること(個人消費を刺激し地域経済の振興にも繋がる)、7法27条(勤労の権利)に照らして政府は生活の糧を得るための働く場を提供する義務があること(事業者に解雇の撤回を求める)、そ斬陲蓮峺朕佑旅暖綫」や「経済振興」のためにあるではなく、居住権は生存と尊厳のためにすべての人に保障されねばならないこと(政府の景気浮揚策の根本批判につながる)、などだ。総じて「サブプライムローン証券化問題」で露呈した新自由主義への根本的批判がない。憲法感覚が薄いのもその要因の一つだろう。
                      ● 「居住権」の保障に向けて県の住宅政策を見直す取り組み
                       
                       解雇で仕事と居住の場を失った非正規労働者を対象に、政府も15日からハローワークに相談窓口を設け、雇用促進住宅(空室約1万3千室)への入居など住宅支援をはじめ、県も県営住宅の提供(19戸)を決めた。この機会を利用して、日本でも居住権を確立する取り組みが進めばと思う。06年に日本で最初の住居法として「住生活基本法」が制定され、07年制定の「住宅セーフティネット法」では、第3条で「住宅確保要配慮者」に国及び地方公共団体は賃貸住宅の供給の促進を図るため必要な施策を講ずるよう努めなければならないと規定されている。「住宅確保要配慮者」にはホームレスやネットカフェを利用せざるを得ない人々も含まれる。12月県議会の県土整備常任委員会で私はこうした住宅困窮者への居住支援など居住の安定に向けた取り組みと市町村への支援を求めた。住生活基本計画の見直し作業が10年に行われるようなので、今後の県営住宅、県の住宅政策の在り方について政策提言していきたいと思う。
                      Posted by : 川本幸立 | 活動記録 | 17:25 | - | - | - | - |
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